原子力開発に関しては、エネルギー戦略とニュークリア(核)戦略を表裏一体で進めてきた経緯がある。表向きは「持たず、つくらず、持ち込ませず」という非核3原則で原子力の平和利用を謳いながら、いざとなったら90日以内に核兵器が製造できるニュークリアレディ国(核準備国、準保有国)を自民党政府は目指してきた。

その背景には、冷戦の枠組みの中で、アメリカも日本が準保有国になることが他国への抑止力になると判断し、積極的に支援してきた過去の歴史がある。