「ネットは若い世代の世界」という言い方をする人がいるが、私は違うと思う。ひところ、デジタル・ディバイド(デジタルの分かれ目、デジタル格差、情報格差)という言葉が流行った。コンピュータやネットワークを利用できる人とできない人の情報格差や経済格差という南北問題的な使われ方もするが、もうひとつ、デジタルを使いこなせる人と使いこなせない人、ITスキルのある人、ない人の格差という意味合いもある。

デジタルという奔流のこちら側と向こう側を分かつのは年齢ではない。興味、関心である。日本の改革のためにこれを何とか使いこなしたいという情熱だけで、私はデジタルの世界に分け入ったのだ。