日本企業は常に、会社の一番優秀な人材をアメリカに送り込んできました。

経営者も然り。ソニーの盛田昭夫さんの渡米は生涯で四百回に及びました。日米交渉が荒れたとき、政治家が頼りないからと、盛田さん一人でアメリカ政府の要人と面会し、決して流暢とは言えない英語で頑張っておられたものです。

その歴史を今、教訓としているか。

盛田さんがアメリカで見せたように必死の思いで中国市場に挑んでいこうという日本の経営者が今、どれほどいるのか私には疑問です。