中国経済の成長率は、年間およそ9パーセントが最近の平均値である。だがこれは、国全体をならした数字だ。この中には、大連や杭州といった2003年の年間成長率が13~15パーセントという活力に満ちた地域と、いまでも貧困にあえぐ寧夏や甘粛のような地域とがひとまとめにされている。国家として9パーセント、あるいは7パーセントといった中国の経済成長率が続くというトレンドに、それは疑わしいと冷水を浴びせたがる中国ウォッチャーがいる。しかし、そういった悲観論では、成長しているのは中国全体ではなく、その中の特定の地域なのだという現実が見逃されている。