中国では92年頃から本格的な反日教育が始まりました。もちろん中国共産党にとっては抗日運動こそが“創業の理由”ですから、抗日ぬきに歴史は語れません。ただ、「日本が先の戦争中、いかに悪かったか」ということを一層、積極的に教え込むようになったのは、実はすぐれて今日的な現象です。そして「日本はもう1回侵略戦争をしようという魂胆がある。その証拠は……」として、尖閣諸島の例などを出す。

92年当時15歳だった子供は05年現在28歳ですから、一番活動的な世代です。そして、まさに彼らの世代こそが反日デモの主力を担ったわけです。