ネット時代の到来で国家、企業、個人がどう変わっていくかを予見した『インターネット革命』を書いたのは、そのすぐあと、1994年(刊行は95年1月)のこと。当時はまだインターネットは今のように普及しておらず、パソコン通信が全盛のころだった。インターネットの世界では「個人」が中心になる。あらゆるサービスは――今でいう「クラウド」として――ネットの中に統合される。私はそのように考え、『インターネット革命』の中にこう書いた。