地域という単位は、すでに世界的にも巨大な経済的存在となっている。日本の例を見てみると、首都圏地域(東京、神奈川、千葉、埼玉の都県)は、GNPで測ると1兆5000億ドルとなり、世界でも3位に入る規模である。大阪を中心とする関西地域もGNPは、7700億ドルとなり中国に次いで世界7位の規模となる。このどちらの地域も、数字だけを見るかぎりG7のメンバー国となる資格を有している。もちろん実際には、中央集権的な日本の政治機構により、こうした地域に許される意思決定の範囲はきわめて限られている。