2013年6月26日(水)

男への謝り方と女への謝り方はどこが違うか

ビジネス攻略のウラ技

PRESIDENT 2012年12月17日号

著者
石原 壮一郎 いしはら・そういちろう
コラムニスト

石原 壮一郎1963年、三重県生まれ。近著に『職場の理不尽-めげないヒント45』(岸良裕司と共著 新潮新書)。2012年「伊勢うどん友の会」を結成し、応援活動中。

コラムニスト 石原壮一郎 構成=プレジデント編集部
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まず、謝罪相手が男性の場合。男性は総じて怒りの持続力がそれほど長くありません。立場上怒らなくてはいけない役割を演じている部分も大きく、事態の収拾方法、落とし所を考えながら怒っているので、こちらも謝りながらも、冷静にそのベクトルを探っていきましょう。

また、会社のエネルギーの使い方で誠意を見るという傾向が男にはあるので、大勢で謝罪に行くのも効果的です。当然ですが、部下が起こしたミスも、「自分の管理責任です」と潔く謝りましょう。「この人も立場上、大変だな」と感じてもらうのが有効です。

できれば、「寛大に許してやる俺って、なんてできた人間だろう」「そろそろ許したほうが株は上がるんじゃないだろうか」という気持ちに誘導しましょう。「○○さんが担当で本当によかった。ほかの人ならこうはいかない。ご恩は決して忘れません」と相手が特別だと持ち上げることも忘れずに。

手土産は相手から見えない位置に置いておき、退席するときに渡します。はじめからモノで懐柔しようとしているのか、と思われたらややこしくなります。

では、女性の場合はどうでしょう。男性に比べると会社の立場というより、一所懸命仕事をしている自分のプライドが傷つけられたことに怒る傾向があります。

まず、手土産はさりげなく見える位置に。手ぶらではない(常識はある)とアピールしましょう。

謝罪はビジネスチャンス。誠意を持って挑もう

相手が取り乱している場合、まずはその怒りを肯定してください。

「お怒りはごもっともです。○○さんの感情を害してしまって、本当に申し訳ありません」とひたすら謝りましょう。

そして相手に言いたいことを全部吐き出してもらいます。何度同じことを繰り返されても、「それはさっき聞きました」などと口が裂けても言ってはいけません。

謝りながら、なんとか相手を褒めるポイントを見つけてください。

「そこに気づいていただけるのは〇〇さんだからこそ。ご指摘いただき非常にありがたいです」と男性と同様、やはり相手を持ち上げながら事態の収束を図ります。

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