自分では見られない眠りを
客観的に確認できる

そんな楠本氏に、快適な眠りと目覚めをサポートする「オムロン ねむり時間計」を使ってもらった。1週間にわたって睡眠データを測定。それを専用のアプリに送信し、睡眠時間や寝返りの状況などからねむりタイプを九つに分類する「ねむりタイプ判定」を実施した。

すると、規則正しい眠りのサイクルが身に付いている楠本氏は最高レベルの「きっちりヒツジタイプ」を獲得。ご本人も「眠りには自信があるんです(笑)。おかげで今回、それが証明されました」とうれしそうだ。

このほかにも、アプリでは、眠りに就くまでの時間や寝起きの善しあしなどを知ることができる。楠本氏の結果を見てみると、寝付き、寝起きともに5分以内。さらにほぼ毎日、目覚ましが鳴る前に起床しており、睡眠中の寝返りも少なかった。規則正しいだけでなく、健やかで質の良い眠りを取っていることがよく分かる。

「眠りは自分では絶対に見られない情報の一つ。客観的なデータに基づいて確認できるのが良いですね」と楠本氏。「例えばランニングをしていても、自分の感覚だけで走っていると、次第にペースがずれていきます。僕のようにしっかり眠れているという自覚のある人にとっても、眠りを定点観測し、微調整する“ペースメーカー”として、『ねむり時間計』は役立つでしょう」。

まずは自分の眠りの特徴を知ること。それが、より良い眠りを手に入れるための第一歩と言えそうだ。