シャツのボタンを2つ外してみよう

これまで述べたような条件はクリアしているのに恋愛に至らないとしたら、残る問題はアピール不足。意中の女性をデートに誘い、楽しい時間をすごしても、好意が伝わらなければ意味がないのです。

特に、男性は(早漏遅漏、大きさ、経験値など)セックスのことでコンプレックスを抱きがちです。ここぞというタイミングで女性をベッドに誘えない自信のなさが男性を「いい人」にさせてしまうケースがあるようです。

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まずは「セックスしても構わない層」狙いで!

女性は男性ほど性器のサイズにこだわりません。というのは、セックス=挿入と捉えていないからです。自信のなさを隠すために挙動不審になるよりは「感じてほしいからどうしたらいいか教えて」と女性の要望を聞ける男性のほうが好印象です。大人の恋愛にセックスはつきものです。正面からぶつかって、うまく付き合っていきましょう。

セックスアピールという点では、男性は女性に比べて「見られている」という意識が低すぎます。女性は日ごろからメークをし、着飾り、ダイエットをして異性から選ばれるための努力を惜しみません。しかし男性は、「自分の外見的な長所を生かす」と言われても困ってしまうのではないでしょうか。デート中はシャツのボタンを1つ、2つ外すだけでも女性はドキドキするものです。色気を感じさせる外見についてもっと研究しましょう。自分が女性を選ぶのではなく、自分が女性に選ばれるのだと自覚することが大切です。

カップルコンサルタント 西郷理恵子
1980年生まれ。西郷隆盛の弟、西郷従道の玄孫として東京に生まれる。日本性科学会会員。著書に『幸せにつながる恋愛革命~非婚化&晩婚化時代のパートナーの見つけ方~』。
(構成=大高志帆 撮影=岡本 凛)
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