メディアの世界で成功した人というのは、ジョン・マローンにしてもオーストラリアのメディア王ルパート・マードックにしても、自分でゼロから全部作った例は少ない。織田信長的に一つ一つ切り崩して集めていってネットワークを構築し、スケールメリットを使ってCM料金を上げていく。先進のマネジメントを導入し、上場して株価を上げて新しい資金を取り込み、さらに巨大化してゆくというパターンです。

ライブドアの堀江貴文氏の場合、フジテレビという既存の大きなネットワークを頭から取っていこうという戦略でしたが、よりリーズナブルに行なうには、最初から話題集めで大きな局を買うよりも、目立たないように徐々に買っていって、最後に囲碁のようにネットワークで囲ってしまうという戦略が正しいのです。