まず、第一に、アイデアはひとりよりも複数で議論をしたほうがよいものが生まれるということです。

複数なら、たとえば、「とりあえず『それは違うんじゃないか』と言ってみる」という議論のテクニックを使うこともできます。このわざと反対意見を言う人を「デビルズ・アドボケイト」(悪魔の使徒)といいますが、「違うんじゃないか」と言うと、言った方も言われた方も、より深く考えざるを得ない。要するに合意してしまったらそこで議論が止まってしまうから、あえて合意しないで、自分は必ずしもそう思っていなくとも、とにかく一度違う意見を言ってみるというやり方です。