ハーバード・ビジネススクールでは、急成長している会社を研究し、ケーススタディで取り上げるという場合でも、研究したケースを実際に授業で使うまでに平均で九カ月、長いものでは数年もかかっています。これでは学生たちの関心も薄れているし、ケーススタディが完成した頃にはその会社が吸収合併されて消滅している、ということも少なくありません。

私自身もアメリカのビジネススクールで教えた経験がありますが、こうしたビジネススクールのやり方は「死体解剖」と言うべきもので、実はあらかじめ答えが決まっているのです。