デルをわずか十数年で世界一のパソコンメーカーに育てたマイケル・デルは、ビジネススクール時代、卒業論文に今のデル・コンピュータのビジネスモデルを書きました。そうしたら、その成績はABCのうちの「C」だったそうです。

なぜ評価が低かったか。その当時、マイケル・ポーター(ハーバード・ビジネススクール教授)の「バリュー・チェーン」という、経営学の一連のセオリー、フレームワークがあったのに、デルはそれを無視した新しいビジネスのフレームを作った。そうすると指導教官から「あるべきフレームワークから外れている。そんなビジネスモデルは使い物にならない」と評価されてしまったのです。