しかしながら、余剰資産を賢明に投資したなら、金融資産そのものを年率10パーセントを超えて成長させることはそう難しいことではない。たとえば金融資産自体を担保にして担保の数倍の資産を運用するといった、株式のフロー効果すなわち振り出し効果により、金融資産は指数関数的な成長が可能となる。これが、株式のフロー効果のすごさである。こうしたことを考慮すれば、成熟経済においては、高金利はよいことなのである。