グローバル・エコノミーには、それ自身固有の力学と論理が存在する。これは、もはや理論ではなく、現実である。グローバル・エコノミーが今後勢いを増すことはあっても、弱まることはない。力を得ると、それを糧にいっそう力を増す。抵抗することはできないし、誰にも影響を及ぼすよう運命づけられている。経営者にも、政治家にも、官僚にも影響を与えないではおかないが、中でも最も重要なことは一般市民に影響を与えることである。そのことに文句をいったり、どこかに消えてくれと願っても、それはむだである。私たちは誰もが、グローバル・エコノミーと共存する暮らし方を学ばなければならないのである。