FM局の経営者は、地方の名士がやっている場合が多い。いわば免許を取るために「あんたちょっとやってくれ」と頼まれて神輿(みこし)に乗った人たちですから、放送局を経営するセンスという点では、疑問符がつく場合もあります。そういうところは赤字か、廃業もやむなしという状況になっています。

それらを全部M&Aで買うと高くついてしまいます。が、フランチャイズ化し、コンテンツもCMも一緒にして、そのかわり質を高めていく――というように全国を統一する“織田信長”が出てくる余地が、FMにはあるわけです。十年くらいかけて優れた事業家の下に統合されていけば、がぜん収益性のある存在になってゆくのではないかと思います。