中国といえば、一昔前までは個人旅行が面倒とされていた。特にホテルは、予約をしても規定時間までに入らないとキャンセルされたり、確認書があるのに予約が入っていないなどといったトラブルも多かった。また、欧米系や日系以外では、中国語しか通じない場合もあり、苦労した経験もあった。しかし、今、インターネットでのホテル予約が浸透し、日本での海外ホテル予約シェアを伸ばしている「エクスペディア」や、中国で現地法人を立ち上げて中国国内でのシェアを伸ばしている「楽天トラベル」などのサイトを通じて簡単に、そして割安にホテル予約ができるようになった。

私も今回、成都中心部でショッピングなどにも便利なクラウンプラザホテル成都に宿泊したが、エクスペディアで一泊8363円(ツインルーム一部屋)で手配できた。高級ホテルでも2名利用であれば、一人あたり5000円以下のホテルも十分に出てくるので、ぜひ活用したい。予約管理がIT化されたことで、ホテルでのトラブルも大幅に減少している。

成都でパンダ鑑賞と四川料理を堪能するだけなら2泊3日でも十分に楽しめる。成田からの便は夕方発なので、実質、金曜日に半休を取るだけで週末旅行が可能となった。が、もし時間があれば成都から北へ約450キロ、世界遺産にも登録されている九寨溝や黄龍などにも足を延ばすことをお勧めする。この地域は現地交通機関などの手配が面倒であることから、ツアーが適しているだろう。

6月30日に中国版新幹線が開業し、北京~上海が最高時速300キロ、最短4時間48分で結ばれた。新幹線の路線網拡大とともに列車での移動が増えてくることが予想されるなど、中国への旅行はまた新たな段階を迎えるはずだ。