日本政府は、数十億円もの補助金を米作農家に支払っている。

このお金をたとえばオーストラリアの土地を購入することに使うという条件で米作農家に渡すのである。そして、購入した土地を現地の農家に貸し、日本の消費者の嗜好に合う米の生産を委託するのだ。およそ2000万ドルもあれば、日本の米需要の3パーセント、30万トンを生産するのに十分な土地と水利権を購入することができる。日本の農家は、オーストラリアに移住して自分で米作を続けることもできるし、現地に農地、農作の管理者を契約で雇ってもよい。

12億ドルを投資すれば、日本の米の国内需要を賄うのに十分な土地を購入することができる。この額は巨額の投資と思われるかもしれないが、実は日本政府は、すでに過去10年間に4000億ドル規模の補助金を米作農家に支払っているのである。