日本の税収のおよそ40パーセントが地方で徴税され、残りの60パーセントは国税として中央政府が徴税する。だが、中央政府が集めた60パーセントの税のうち自らが使うのは、わずか40パーセントにすぎず、20パーセントは地方に再配分されている。これこそが、中央官僚機構の権力の源泉となっている。この20パーセントの再配分の仕方が、中央官庁に委ねられているからだ。総額としては、各地方自治体を中央政府に注目させ、従順な態度をとらせるのに十分な額である。