韓国では多くの国民が、南は済州島から北は鴨緑江にまで広がる大韓国の出現を夢見ている。このことは、北朝鮮が南に心を開く(あるいは敗北する)ようになれば実現するだろう。北朝鮮経済が、内部矛盾と内部崩壊に対応するときに、大きな音をたてるのか、それともひっそりとなのかはよくわからないが、この希望が実現することになる。朝鮮半島で南北を隔てるカーテンが上がれば、素晴らしい事業機会や商業機会が現れ、韓国は中国と日本の両国に対する真のライバルとして出現するに違いない、と韓国人たちは信じている、そうなれば、統合された国家は7000万人近い人口を有し、ことによると自由に使える核兵器も保有しているかもしれない。

しかし、韓国のナショナリストたちは、「統合」を期待しているかもしれないが、実は本当に望んでいるものは、共産国家北朝鮮が近代化プロセスの実施を待つ経済的植民地となり、それがもちろんサムスンやヒュンダイといった韓国企業によって近代化が行なわれるということなのだ。