もし中国の巨大地域を地域国家と考えて、アジアの国々の規模別順位をつければ、日本を除いた上位15のアジア諸国のうち、9つの「国」が中国、つまり「中華」に存在することになる。「中華」という全世界の繁栄の中心という意味を文字どおり解釈すれば、台湾、香港、そして70パーセント以上の人口が中国系であるシンガポールも、このグループに含まれることになる。ということは、日本を除いた上位15のアジア諸国の中で、9つが中国系ということになる。中国は、これまでも常に政治的パワーを保有していたが、いまやその経済規模もアジア全域でパワーとして感じられるようになったのである。