1■タスクごとにチェック!懸案には色ペン

リフィルは「ダ・ヴィンチ」の「DAR298」。日付は入っておらず、使うたびに書き込む。タスクの発生とともに書き、可能な限り当日中に片付けてしまう。どうしても残ったタスクには蛍光ペンや赤ペンを書き入れて注意喚起を図る。

 

2■残した余白は気持ちの余裕にもなる

いまの部署では1日のタスクが12件を超えることはまれ。だから1日1ページで済む。表裏にびっしり書き込むとタスクに追われてしまう。リセットしやすいように、1日で区切る。余った下部には私用の予定を書くこともある。

 

3■無用な過去は破り捨てて決別する

チェックリストが埋まり、数日が経つと、おもむろに「ビリッ」と破り捨てる。過去の記録を保管しても意味がない。不要になればすぐ捨てる。リング式のシステム手帳なので、リフィルを破り捨てても不格好にはならない。

 

4■「iPhone」なら出先でも素早く対応できる

外出先での予定管理にはデジタルが向く。移動中は大判のシステム手帳を取り出すのが億劫だが、「iPhone」なら片手で十分。予定の変更もまるで苦にならない。社給品の携帯電話は通話専用。この割り切りが高速化を生む。

 

5■ポケットに死蔵した資料が仕事を減速させる

タスクリスト以外のリフィルは使っていない。ポケットも付いているが、何も入っていない。初期には様々なリフィルを試したこともあったが、仕事のスピードを確保するにはシンプルなスタイルが一番。手帳が分厚くなる人の気が知れない。

(市来朋久=撮影)