2013年5月31日(金)

梅雨時の不安解消! 傷みにくいお弁当作りのコツ

プレジデントFamily 2012年8月号

堀井明日香、坂本典子(シェルト*ゴ)=構成・スタイリング 上野 敦=撮影
教える人:武蔵裕子(料理研究家)
湿度も気温もグッと上がる季節。せっかく作ったお弁当で家族がおなかをこわさないよう、衛生的なお弁当の作り方を記事の中から抜粋してご紹介します。

 

湿度が高い梅雨の時季は調理法や詰め方に要注意

湿度が高く、気温も25度を超えるこれからの季節。作ってから食べるまでに時間が開くお弁当は、調理方法や詰め方、食材やキッチン道具の扱い方など、いつも以上に注意が必要です。例えば詰めるときに手で食材に触る、ハムを生のまま入れる、かわいいピックを刺す……など、普段なにげなくやっていることが原因で、おかずが傷んだり細菌が繁殖して食中毒を起こす危険性があるのです。蒸し暑い季節は、見た目がかわいいおしゃれなお弁当より、実質本位のお弁当作りにシフトチェンジ。衛生的なお弁当作りの5つの基本をはじめ、ポイントやおかず作りのルールをしっかりマスターし、家族が安心しておいしく食べられるお弁当を作ってあげましょう!

安心弁当の基本は5つ

1.菌を寄せつけない
お弁当を作る環境を衛生的に保つことが、いつも以上に大切。調理道具やお弁当箱はもちろん、手もよく洗い、食中毒の原因となる細菌やウイルスをくっつけない、やっつける配慮を。

2.おかずは中まで加熱する
細菌やウイルスのほとんどが加熱によって消滅。食中毒の原因菌の汚染率の高い鶏肉やひき肉、卵のおかずはもちろん、生野菜(プチトマト以外)、作りおきおかずなども確実に加熱して。

3.しっかり水けを切る
煮物の煮汁や野菜の水けなどは、お弁当が傷む要因の一つ。煮汁はしっかりと切り、詰める前に余分な水けをキッチンペーパーに吸わせるなど、お弁当箱に水けが残らないよう注意を。

4.加熱後に手で触れない
すべての食材において、加熱調理後に手で触るのは、再び菌がついてしまうので厳禁! 食べやすく切る必要がある食材は必ず加熱前に切り、お弁当箱に詰める際も菜箸などを使って。

5.冷めてから詰めあわせる
おかずやご飯が冷めていないうちにお弁当箱に詰めてふたをすると、中に蒸気がこもって細菌が繁殖しやすい状態に。ふたは、裏に水滴がつかないくらい、中身が完全に冷めてから閉めて。

これも気をつけよう!「手を洗うタイミング」
調理前はもちろん調理中も、顔や頭、髪に触れたあとや肉、魚、生ごみなどに触ったあと、メールチェックなどで携帯電話を持ったあとにも手洗いを。時計や指輪は、洗い残しの原因になるので外しましょう。

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