『ブランド・エクイティ戦略』D・A・アーカー/ダイヤモンド社
企業にとってブランドは資産(エクイティ)となるもの。では、その価値は何によって決まるのか、どうすれば高まるのかを、事例をもとにわかりやすく解説。

『コーポレート・アイデンティティ戦略』中西元男/誠文堂新光社
ブランド名、ロゴなどの「コーポレート・アイデンティティ(CI)」は、企業の特徴や理念を表すもの。その変更には、経営戦略など幅広い視点が必須だ。

『生物多様性経営』足立直樹/日本経済新聞出版社
ポスト石油の時代、バイオ燃料などの「生物資源」を活用し、持続的に成長するために企業は何をすべきか。進化と共生の両立可能なビジネスモデルを提示。

『持続可能な未来へ』ピーター・センゲほか/日本経済新聞出版社
環境を汚さない「循環型経済」実現には何をすべきか? コカ・コーラなどの先進事例も紹介し、環境経営は採算が合わないという先入観を打破してくれる。

『環境経営イノベーションの理論と実践』植田和弘ほか/中央経済社
環境経営イノベーションとは、環境に配慮した経営を行う中で新しい価値が生まれ競争力を獲得すること。リコー、積水化学など先進企業の取り組みも紹介。

『世界をちょっとでもよくしたい』兵藤智佳ほか/早稲田大学出版部
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターで活動する学生たちの物語。「現代の若者は覇気がないといわれますが、彼らの熱い挑戦を見てほしいです」。

『蒼穹の昴』浅田次郎/講談社文庫
中国・清朝末期、貧しい家に生まれた幼なじみの2人の少年は、敵味方となって権力への道を目指していく。歴史の激流を懸命に生きる男たちの壮大な物語。

『近松門左衛門集』日本古典文学全集/小学館
「曾根崎心中」や「国姓爺合戦」で知られる人形浄瑠璃・歌舞伎作者の作品集。緻密な人情描写が感動を呼ぶ。教養として押さえておきたい古典のひとつ。

『着物と日本の色(帯の配色篇)』弓岡勝美・編/ヒエ・ブックス
アンティークの帯の華麗な彩色を紹介。「趣味で習い始めた『佐賀錦』の配色の参考にしています。仕事以外の人間関係を持つと人生の幅が広がりますね」。

ブリヂストン環境担当執行役員
江藤尚美

1956年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、ブリヂストン入社。広報・宣伝部長などを経て2009年より執行役員。
(構成=斎藤栄一郎 撮影=大沢尚芳)
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