このほか留守中にも自動的に床掃除を行ってくれる「ロボット掃除機」、乾燥じわを防いでアイロンがけの時間を短縮する「洗濯乾燥機」なども、家事時間を大きく節約してくれる。

【ロボット掃除機】本体に内蔵した多数のセンサーで室内の形状や障害物の有無、汚れ具合などを判断し、自動的に室内を動き回って掃除を行うのが「ロボット」の所以。この市場では米アイロボットの「ルンバ」が先行していたが、東芝が「スマーボ」で再参入。市場拡大が期待されている。
ルンバ780(実勢価格:約8万円)
【アイロン不要洗濯乾燥機】高価なドラム式洗濯乾燥機では各社共に衣類のシワ、縮みを抑えた乾燥機能の充実に力を入れている。このジャンルでは高速の風で衣類を大きく舞い上げながら乾燥させてしわを減らす「風アイロン」の日立が先行。パナソニックは「ジェット乾燥」、東芝は「上質乾燥」を謳う。
日立 BD-S7400(実勢価格:約21万円)

オーラルケアもばかにできない。「音波振動歯ブラシ」を使えば、短時間でしっかり歯を磨ける。虫歯や歯周病を防げば歯医者通いに時間を取られずに済む。

【音波振動歯ブラシ】電動歯ブラシには多くの種類があるが、いまの主流は音波振動タイプ。音波並みの速さ(毎秒20~2万回)で毛先が振動する。コンパクトな乾電池式が人気だが、「音波領域内」といってもかなり幅が広く、自宅で使う場合には、よりパワフルな充電池式のほうが隈なくケアができ、結果的にはお得。
パナソニック EW-DE41(実勢価格:約1万4000円)

(※すべて2012年1月時点の情報です。現在の販売状況については各メーカーにお問い合わせください。)

【関連記事】
「ムダ時間撲滅ツール」大図鑑【1】
なぜPC利用時間の3割は「ムダ」なのか
朝時間の効果的な使い方はあるか
捨てる習慣:20代は先入観、40代は私欲、50代は手柄