2013年5月1日(水)

「セクハラになる人」「ならない人」はどこが違うか

上司の謎、部下の落とし穴

PRESIDENT 2012年12月17日号

著者
二松 まゆみ ふたまつ・まゆみ
恋人・夫婦仲相談所所長、作家

二松 まゆみ会員1万3000人を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」を運営する夫婦仲コメンテーター。『夫とは、したくない~セックスレスな妻の本音~』(ブックマン社)など著書多数。

恋人・夫婦仲相談所所長 二松まゆみ 構成=久保田正志 撮影=的野弘路
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同じことをしてもセクハラといわれる人と、いわれない人がいます。大ざっぱな傾向として「人望があり、仕事ができて、おしゃれで、容姿が爽やかで、家庭を大事にしている」男性は、きわどい性的なジョークを口にしても、女性から嫌われることはありません。

逆に「人望がなく、仕事ができず、おしゃれではなく、容姿が脂ぎっていて、不倫の噂がある」男性は、ほんのちょっとしたこと(たとえば、女子社員に入れてもらったコーヒーを「おいしいね」と褒めただけ)でも、セクハラの疑いをかけられてしまいます。

ですから、多くの男性がまずやるべきことは、自問自答して自分の立ち位置を確認することです。つまり「普段から円滑なコミュニケーションを心掛けているか」「仕事はできるか」「おしゃれに気を使っているか」などを点検し、どれだけのポイントを稼いでいるかで「自分に許される性的表現の限度」を設定するのです。

といっても、自分を客観的に見るのは難しいもの。多少は自信があっても、ハードルを高くしておくに越したことはありません。まして「自分はポイントが低い」と自覚したなら、あえて地雷原には踏み込まないことが大切です。

立ち位置を確認する際に、まず気をつけなければいけないのは清潔感。口臭、加齢臭はNGです。

大切なのは爽やかさ

「おしゃれ」については、判定するのは男性本人ではなく、あくまでも職場の女性だということを忘れないでください。たとえば雑誌「LEON」が勧めるような“ちょい不良(ワル)”のファッションをマネしてしまったら逆効果。

香水も、いやらしさを連想させるのでNGです。大切なのは爽やかさを演出すること。香りをつけるとしても、石鹸の香りにとどめておきましょう。

いやらしさといえば、最悪なのは「不倫の噂」です。給湯室や化粧室で「A部長は受付のBさんと廊下の隅でいつもひそひそ話をしている。2人はあやしい」という噂が流れてしまうと、女性たちのあなたを見る目はとたんに険しくなります。

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