【IT】残念だな。役員に人柄が伝わらずに落とされることがある。私からすれば高校時代は剣道に打ち込んでも、国立大学に合格する力のある人間は、ポテンシャルはあるし、文武両道を実践できるというのはタイムマネジメント力もあるし、魅力的だけどね。

【金融】どうも最近は、早慶クラスとMARCHクラスの学生の学力の差がなくなっているように思う。大学全入時代に入り、学力レベルも既存の上位校の序列が崩れてきているのではないか。英語の成績にしてもTOEICの点数にしても、早慶よりも高い点数を持つ学生は、MARCHクラスにもたくさんいる。大学時代に努力しているかどうかの差が大きく出てきている。

【化学】今年はMARCHクラスの学生のレベルが下がっている印象を受けたね。これはという特徴がない。全入時代の影響が出てきているかもしれない。

【精密】実際に学生と面接してて、10年前の学生に比べてレベルが落ちてきていると感じる。早慶の学生がMARCHレベルに落ちている印象だ。

【流通】最終面接に上がってくるのは確かに早慶の中の優秀層が多いが、全体として見れば、大学のレベルが昔に比べて1ランク落ちていると思う。

【IT】毎年、地方の大学を回っていて思うのは、地方国立大学や旧七帝大の元気のなさが目立つこと。この元気のなさはなぜかと逆の意味で気になる。

【流通】うちは主に首都圏、中部、関西で採用活動をしているが、採用数が多いのは、首都圏は6大学、中部は名古屋大学、関西は京阪神と関関同立というのは大枠として変わらない。でも関関同立でいえば昔は同志社、関西学院、立命館、関西という序列があったが、今は横並びという印象だ。

【IT】関関同立の中ではうちは立命館を評価している。昔は同志社の学生が1番多かったが、4校を比べると立命館が1番多いし、ブランド価値も上がっているのではないか。