私は孫子の「兵法」を日本の経営とからめて英語で出版しようとしたことがある。その際、アメリカの出版社との交渉でいちばん困ったのは、人名や地名が通じないことである。「孫子」そのものも「そんし」ではなく「ソンツー」とちょっとすました感じで言わなくては通じない。兵法は「ピンファー」となる。