基本的に市場経済は国が恣意的に何を守るか、何を守らないかを決めるのではなく、政府の力を弱くして消費者に究極の選択権を与えなければならない。世界経済が自由に入ってきて、世界で最も良くて安い物が買えるようにしなければならない。全面的な市場開放をしないままでは、いくら政府がサイバー社会に行きたいと口で言っても、そういう産業だけ選んで入れることはできないのだ。

なぜかというと、お金は非常に臆病だからである。臆病だから規制のある国には来ないのだ。いま世界中にお金が余っている。しかし、日本にはなかなか来ない。いや、日本人の金さえ外に出て行っているのだ。規制緩和が進んでいないせいである。