考えてみると、スタンフォード大学はある意味で職能訓練学校である。授業は統計、財務など細かい実務的なことやビジネスのケース・スタディが中心である。

たとえば統計処理を教える場合、日本の大学だとセオリーを教える。ところが、スタンフォード大学はインターネットで政府の膨大な統計データを自分のコンピュータにダウンロードし、その数字を使ってどういう処理をしてどういう結論を引き出すのかという作業をやっている。このやり方なら、たしかに統計処理の知識と実務がしっかり身に着き、会社に入ってすぐに役立つわけだ。