今日のインドは、安い労働賃金だけを武器に成長してきた従来のアジアの国々と異なり、知能集約型の産業でインターネットの世界に、もろに割って入ってきた感がある。なかでも、南西部・デカン高原のバンガロールにはハイテク工業団地がいくつもできて、そこに『モトローラ』『3M』『ヒューレット・パッカード(HP)』『ハニー・ウェル』『BPL』『フィリップス』『トムソン』『EDS』など、世界中のトップクラスのハイテク企業が勢ぞろいしている。ソフトウエアの開発会社だけでも300社が集結し、しかもその300社は一般のソフトウエア開発にとどまらず、建築設計、出版、電気通信など非常に専門化、細分化している。