アメリカのビジネスマンは朝が早い分、夜も早い。基本的に午後5時になったらさっさと退社して帰宅の途につき、自宅で家族と夕食を食べて午後10時ぐらいにはベッドに入る。仕事が終わってから友人知人に会う場合でも、ダラダラ遅くまで飲んでいたりはしない。

たとえば、マンハッタンのグランドセントラル駅にある有名な「オイスターバー」のピークは午後6~7時だ。お客は7時を過ぎると徐々に減り始め、8時になったら閑古鳥(かんこどり)が鳴いている。ここを利用するのは、ロングアイランドなどニューヨーク郊外の住宅地からマンハッタンに電車通勤しているエリートビジネスマンだ。彼らは5時に会社を出て「オイスターバー」に立ち寄り、友人知人と歓談する。ただし、夕食は自宅で食べるから軽くつまむだけだ。