深夜タクシーより夜間プランがお得なケースも

会員間でクルマを共同利用する「カーシェアリング」。近年、ユーザーコストや利便性の高さから利用者を伸ばしているが、どういった便利な使い方があるのだろうか。ここでは、タイムズ24が提供する、カーシェアリングサービス「タイムズプラス」を引き合いに、具体的な事例について紹介しよう。

「残業などで終電が間に合わなかったとき。タクシー代より安くなる方は、ナイトパックでご利用いただいています。仕事終りが遅い、飲食店関係の方も目立ちます」(タイムズ24企画推進本部タイムズプラス推進部・亀田真隆氏)

たとえば、東京都内勤務、横浜市在住のサラリーマンの場合。深夜にタクシーを使うと、運賃は1万円近くになることがザラ。ところが「タイムズプラス」の6時間パックなら、ガソリン代、保険代込みで3900円しかかならない。翌朝はちょっと早めに家を出て、元の場所にクルマを返却すればいい。昨今は、タクシー代が自腹のケースも多いので、カーシェアリングのほうが、圧倒的にサイフに優しい。

「ドライブデートに使われることもあるようです。当社だと、BMWやミニといった輸入車もラインナップに加えてあり、まずはプレミアムカーでドライブを楽しみ、戻ってから食事を楽しむなど、アクセント代わりに使われる会員様もいらっしゃいます」(亀田氏)

夕方以降だけではない。都心部のサラリーマンであれば、「ランチ難民」になることも珍しくないが、カーシェアリングが助けてくれることも。

「オフィスから離れていて、電車で行くには面倒なところだと、カーシェアリングは便利です。短時間の利用なら料金もさほどかからず、数名で連れ立っていけば、コミュニケーションの手段としても役立つのではないでしょうか」(亀田氏)

「タイムズプラス」の場合、予約の3分後からクルマに乗れるので、こういった使い方もあるようだ。

日常生活でも、さまざまな使い方ができる。ファミリー層で、複数のクルマを所有するのが大変というなら、セカンドカーとして利用すればいい。また、所有しいているのはファミリーカーだが、たまには輸入車やスポーツカーに乗りたいパパ層にも、カーシェアリングはストレス解消のツールになる。行動範囲が広がることから、ゴルフの打ちっぱなしなど、クルマが必要な趣味を始められたという声もあるようだ。

限られた給与で生活するサラリーマンにとって、生活の質を上げるのは、たやすいことではない。それがクルマの所有ともなれば、家計には大打撃だ。ところが、カーシェアリングのようなサービスを使えば、ローコストで生活を豊かに、かつ幅広いものにしてくれる。うまく利用して、日常のムダを省いたり、彩りを加えたりしてみてはいかがだろうか。