報告しながら発想力をアップ


伊東主任(左)は営業所に戻ると、口頭でその日の活動内容を高吉所長へ報告する。時間にしてわずか2、3分。しかし、高吉所長は伊東主任の表情などから、伊東主任の心情などさまざまなことを読み取る。

「毎日夕刻に営業所に戻ったら、その日の営業内容を口頭で報告する。こみいった話にならなければ、2、3分くらいで済む」

こう語る伊東大浩主任は、14年前に入社してから鹿児島支店の流通店舗営業所勤めのベテラン営業マン。新入社員時代に手取り足取り指導してくれた先輩の1人が高吉所長だった。

報告後、伊東主任がデスクに戻り、パソコンに向かいながら作成するのが「日報」である。社内システムに組み込まれた全社統一のフォーマットで、何時から何時まで、どの顧客に対して、どのような活動をしていたかを記入する。そして、最後に今日1日の反省点と今後の対策を記す。

そのほか全社統一のものとして、週末ごとに作成する「週間予定」があるのだが、高吉所長は一手間加えさせている。「A社とクロージング」など具体的な目標を3つ立てさせ、前週に掲げた目標に対する成果とともに、プリントアウトした用紙に書き加えさせているのだ。