日本人の金融資産の内訳を見ると、現金・預金が51%、保険・年金準備金が26%で、合わせて77%を占める。最近は株式や投資信託を持つ人も増えてはきたが、リスク資産の内訳を見ると「株式・出資金」の比率は12%にすぎないのだ。

アメリカの場合、現金・預金はわずか13%だけで、「債券」「投資信託」「株式・出資金」を合計すると52%。「年金準備金」も401kで投資に回されているから、資産のほとんどを運用していることになる。アメリカの預金金利は5%前後と高いから、黙って銀行に預金しておいてもかなりの利息が入る。だが、それ以上に運用したほうが有利なので、預金しておくのは「もったいない」ということになるわけだ。