日本人の所得は1997年をピークに減り続けているが、2006年の平均貯蓄率は27.4%と、前年より2.2ポイント上昇した。つまり日本人は所得の三割近くを貯蓄に回しているわけだ。可処分所得は前年比0.3%増えたにもかかわらず、消費を2.6%減らし、貯蓄は9.0%増やしている。どんなに低金利でも、消費を削ってでも貯蓄しようとするのが日本人なのである。これではどんなに金利を低くしても需要は増えず、景気が回復しないのも当然だろう。