1990年代の前半までは、日本でも、曲がりなりにも金利が5.5%近く付く時もあったし、郵貯の定額貯金の利回りが8%になっていた時もあった。しかし90年代の中頃から、世界は資産運用の大発展期に入り、特にアメリカは現預金比率を10%前後に下げて、株式や投信、ファンドなどに傾斜していった。

その結果、95年には、日米の金融資産は1対1.6くらいと、人口格差1対2.2に比べてぐっと少なかったものが(つまり一人あたりでは日本のほうが優位にあったものが)、2006年には三倍に開いてしまった。