一番働かない人間が一番高い給料をもらっていつまでも君臨しているようでは、若い連中の成長を阻害する。そこで定年の考え方を変えた。60歳という定年の最終ラインはそのままにして、「年齢+勤続年数」が75歳になったら定年退職できる、というルールを加えたのだ。

言ってみれば60歳定年が「must」なら、75歳定年は「can」である。私の場合、勤続23年半を数えた51歳のときにめでたく「75歳」に達して、定年できる日を迎えたのだ。