英会話学校元社長が続ける秘訣を伝授

GABA元社長 
上山健二氏

英会話教室Gaba(以下・Gaba)の最大のセールスポイントは、すべての授業がマンツーマンレッスンだというところです。日本のビジネスパーソンは、文法や単語の基礎知識はあるのに、その知識を英会話に活かせないところに難があります。それは、英語を使ってコミュニケーションする機会が足りないからです。だからGabaでは40分のレッスンでできるだけ英語を話してもらうために、マンツーマンにこだわっているのです。

Gabaで週2回レッスンを受け、あとは自宅で予習と復習をしっかりやっていただければ、2年間でGabaのクラスのレベルが、通常は2~3段階アップします。

また、リーディングの力をつけることも可能です。半年間1万6800円(税込)のオプション料金で、毎日配信される欧米一流紙の記事を読むことができます。またその中の記事の内容が理解できているか自分でテストできます。ライティングに関しては、無料の英文添削サービスを行っています。またオプション料金(約2万9925円・税込)で、Eラーニング形式でライティングのコツを学ぶこともできます。(※雑誌掲載当時)

ちなみに、Gabaではmy Gabaという受講生1人ひとりのホームページを用意していて、レッスンの受講履歴やインストラクターのコメント、自分専用の単語帳やフレーズ集などを自宅のパソコンでいつでも見ることができるようになっています。また、レッスンの内容も自由に録音できるので、好きなとき、場所であとで聴き直すことも可能です。

費用は1回のレッスンが平均6000円で、週2回のペース換算で年間50万円程度(教育訓練給付金コース)、2年間で約100万円が目安だと思ってください。金額以上の効果は必ずあると自信を持っています。

なかには3カ月後に海外赴任が決まっているからと、毎日のようにレッスンに通ってくる人もいますが、通常は週2回で十分です。それに、週2回なら忙しいビジネスパーソンも無理せず続けることができます。Gabaでは朝7時からレッスンを受けられるので、そこでウオーミングアップしてから仕事に向かうという人も少なくありません。このように英語の勉強を生活習慣に組み込んでしまうことが勉強を続ける秘訣です。

※すべて雑誌掲載当時

プレミア・リンクス社長 関谷英里子 
慶應義塾大学経済学部卒。伊藤忠商事などを経て、現在は同時通訳者、翻訳者として数々の国内外の著名人を担当。近著に『えいごのつぼ』(中経出版)がある。


プラップジャパン社長 杉田 敏
青山学院大学経済学部卒。オハイオ州立大学修士課程修了。NHKラジオ講座『実践ビジネス英語』の人気講師。2007年より現職。朝4時20分起きを10年間続ける。


GABA元社長(英会話教室Gaba)上山健二 
東京大学経済学部卒。ミシガン大学でMBA取得。住友銀行、ファンドなどを経て、09年~11年社長。百貨店の長崎屋の立て直しに携わった経験を持つ。
(山口雅之=構成 大沢尚芳、川本聖哉、芳地博之=撮影)
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