2013年1月30日(水)

アンチエイジのプロが教える老けないカラダづくり

~強くて美しい次世代ダイエット~

PRESIDENT Online特別企画

アンチエイジングは女性にとって切実なテーマだ。20代に戻りたいとまで言わないけれど、5歳、いや3歳でも若く見られたらどんなに嬉しいか。つまり体重減少やスタイル重視だけのダイエットではなく、身体の内面を若く保つことが、強くて美しい次世代ダイエットだ。

日々野佐和子さん
ルイ・パスツール医学研究所
アンチエイジング医科学研究室
室長/医学博士

「そのためには体の中からエイジングケアをすることが大切です。体が元気であれば、外見も生き生きとして若く見えますから。見た目が若い人ほど長生きするという研究報告もあるんですよ」

こう話すのは、「ルイ・パストゥール医学研究センター」アンチエイジング医科学研究室室長、日々野佐和子さんである。眼科、皮膚科、内科の医師であり、鍼灸学や中医学などにも詳しい日々野さんは、多角的にアンチエイジングを研究。プロスポーツ選手の肉体管理にもあたっているそうだ。

そんな日々野さんを講師に迎えて、11月27日、アサヒグループの「アサヒ ラボ・ガーデン」では、「アンチエイジのプロが教える老けないカラダづくり~強くて美しい次世代ダイエット~」と題したセミナーが開催された。参加者は全員妙齢の女性であったが、その内容は健康の維持・増進につながり、働きざかりの男性にも決して無関係ではない。

早速、“若返り”の秘訣をセミナーの様子とともにご紹介しよう。

老化の原因は活性酸素
無理のない方法で生活改善を

「私たちは毎年必ず1つずつ年を取ります。それを止めることはできませんが、老化のスピードを遅らせることは可能です」

セミナーは日比野さんのそんな言葉でスタートした。なんとも嬉しい話だが、老化を遅らせるとは一体、どういうことだろうか。

そもそも老化の原因には細胞寿命説、成長ホルモンの低下説などさまざまな説があるというが、そのなかでも最も注目されているのは活性酸素説だ。

「空気中の酸素が変化して生じるのが活性酸素。人間の体内では呼吸をするだけでも活性酸素が発生し、これが内臓や皮膚、骨など錆びさせて老化を引き起こします。ガンや動脈硬化も活性酸素が原因と言われているんですね」

そんなワルモノをさらに増やすのが、大気汚染、過度な飲酒、喫煙、大量の添加物、ストレスなど。これらの影響を受けると、活性酸素が大量発生することがわかっている。つまり、この因子を避けることが、アンチエイジングの第一歩であり、長生きの秘訣となるわけだ。

もっとも、仕事や人間関係のストレスがつきまとうのがサラリーマン社会。ストレスを解消するために深酒をしたり、タバコを吸ったりということにもなりがちだ。

「タバコは百害あって一利なしですし、お酒は飲み過ぎれば害になります。ですが無理にやめてそれがストレスになってしまっては意味がありません。自分の生活にあった改善をしていくといいでしょう」

では、具体的にどのような点に気をつけて生活をすればいいのだろうか。

日比野さんがアンチエジングの三本柱として挙げたのは、「食事、睡眠、運動」だ。

「人間の体にはもともと活性酸素に対抗する抗酸化システムを備えています。食事、睡眠、運動の習慣で、そのシステムを有効に働かせることができるんですよ」

そこで、いよいよ実践編。食事、睡眠、運動それぞれのポイントと注意点を探ろう。

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