はじめての住まいづくりでも、満足できる家を実現したい──。そんな願いに応えてくれる、ミサワホームの企画住宅「SMART STYLE」。創立45周年を記念して発売された、同シリーズの新商品だ。

「企画住宅」という
賢い選択

「3回建てて、ようやく気に入った住まいが完成する」と例えられるほど、住まいづくりは難しいといわれる。しかも一生のうち何度も住まいづくりができる人は稀だろう。かといって、自分たちで1から住まいをつくるのは大きな負担になりかねない。

そこで紹介したいのが、ミサワホームの「SMART STYLE」シリーズだ。2007年の発売以来、累計1万棟以上の販売実績を持つ「企画住宅」である。

企画住宅とは「規格」住宅と異なり、ミサワホームの高品質で高性能な建物をベースに、長年の経験で培った「プロの知恵と工夫」と「将来への安心」が盛り込まれている住まいのこと。用意されているプランには、多数の入居者の声も反映されており、どの間取りもよく考えられている。その中から自分のライフスタイルに合ったものを選択する。自由にカスタマイズすることも可能なため、はじめての住まいづくりでも自分らしい暮らしを賢く選択できるのだ。

SMART STYLEならではの
「子育て住宅」に注目

なかでも同シリーズの新商品として今年10月に発売されたSMART STYLE 「B」は、子育て世代に注目してほしい住まいだ。ベースとなるのは、家族のコミュニケーションを促進するリビングの提案。空間に抜けと止まりをつくる「T型ゾーニング」の設計により、オープンキッチンからも全体が見渡せて子供をしっかり見守ることができる。子供からもママの姿が常に見えるので安心だ。

ゆとりの高天井に加え、T型ゾーニングによって広さと奥行き感を演出。のびのびとコミュニケーションできるリビングに。

注目したいのは、成長過程に合わせて学ぶ空間が変化する「ホームコモンズ設計」。コモンズとは、知識や時間、空間を共有できる場のこと。時には1人で集中し、ある時は数人で対話して刺激しあいながら学べる空間(ラーニング・コモンズ)として、すでに東京大学をはじめ、いくつかの大学で導入されているという。このコモンズの役割を果たすスペースを子供の年齢に合わせて住宅に設け、理想的な成長へと導こうという提案だ。

例えば、幼い時は親の目が届くスペースを活用する。子供が成長してきたら空間を仕切り、集中してやりたいことや勉強ができる空間(コモンズ)を設ける。この空間を親も一緒に利用すれば、そばで勉強している子供の学びをさりげなくサポートすることもできる。創業以来一貫して、子供の視点に立った住まいづくりをしてきたミサワホームならではの提案といえるだろう。

(上)2階は「寝学分離」で子供部屋は寝るだけの部屋とし、その間にマルチルームを挟み、子供たちの共有空間として活用。
(下)キッチンにいても左右の空間まで視界に入り、室内が見渡せる。
(右)子供と家族の「学び空間」となるコモンズは、家族が思い思いに勉強し、学びを深めあえる空間だ。