日本が工業立国、技術立国であることに変わりはなく、その基盤を支えるモノづくりの基幹技術は国内にキープしておく意義が大きい。具体的に日本が絶対に譲れない、国が守って維持しなければならない産業インフラの1つを言えば、部品産業の「クラスター(集合体)」だ。東京.大田区、東大阪市、諏訪盆地、浜松市の4か所には高い技術を持つ町工場が密集し、互いに影響しあってさらに新しい技術を生み出している。これは世界でも類を見ない。それら地域の技術力が日本のモノづくりを支えてきたのである。誰も使わない港湾や空港より、ずっと重要なインフラである。