日本経団連の御手洗冨士夫会長は、ワークシェアリング(1人の仕事を複数の従業員で分け合う制度)に言及した。しかし、ワークシェアリングとは、80年代のオランダで失業率が12%に達した際にできた制度で、週5日働いていたのを4日に減らし、1日を失業している人に与え、その代わり給料も20%カットされる、という苦渋の選択である。失業率が4%程度の日本で出てくる議論ではないし、現実的でもない。