これから中国人が魅力を感じる第4の観光地は九州だろう。中国の各都市から近く、中国にない観光資源が豊富だからである。たとえば、中国人の間で人気が高まっている温泉が多い。さらに、彼らは阿蘇や桜島のような火山を見たことがない。中国で大人気の『味千ラーメン』(本社・熊本市)をはじめ、安いラーメン店や中華料理店もたくさんある。生ものを食べなかった中国人が、九州で魚介類の味を満喫している。冷えて腹をこわすと言ってビールを室温で飲んでいた人々が、今や冷やしたビールを「うまい!」と飲み干している。

ちなみに、京都や奈良は中国人には魅力がない。似たような街並みは自分の国にたくさんあるから、あまり興味がないのである。