21世紀の特徴にして20世紀との最大の違いは、10代の頃から天才的に伸びている突出した個人が世界地図を変えてしまうことだ。そういう非常に強い影響力を持った人たちを、英語では「ムーバーズ&シェーカーズ」と呼ぶ。世界を揺り動かし、大変革を迫るような波風を立て、世の中の形まで変えてしまうような人、というほどの意味である。たとえば、会社の時価総額が韓国のGNPを超えたマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ会長や、1984年の創業から10数年で世界一のコンピュータシステムメーカーになったデルの創業者マイケル・デル会長のような人のことだ。ノキアの中興の祖ヨルマ・オリラ会長やリナックス(基本ソフト)の提唱者リナス・トーバルズなどもこの部類に入るだろう。