1970~90年代のアジアでは、先頭の日本をNIEs(新興工業経済地域/韓国、シンガポール、香港、台湾)が追いかけ、その後ろにASEANが続くという雁行形態の発展モデルだった。先行する国は競争力が弱くなった産業を後続の国・地域に移管し、自らは産業の高度化を図っていったのである。

今の新しい雁行モデルの先頭は中国だ。その大きな雁の上にまたがって鞭を入れているのが台湾だといえば、“チャイワン”の姿がイメージできるだろう。