同社の主力商品である生理用品や赤ちゃんの紙オムツは、少子高齢化社会の日本国内では衰退産業である。しかし、同社は若い女性の人口が多い東アジアや東南アジアなどに積極的に事業展開し、各国で品質のよさで急成長している。

とりわけ国民の平均年齢が30歳以下で若い女性も赤ちゃんもたくさんいるインドネシアでは、この3年間に年率50%ずつ伸び、今や市場シェアが5割を超えてトップになっている。50%という成長率は、もはや最近の日本では聞いたことがない数字だ。このためジャカルタ郊外の工場をどんどん増築したが、それでも生産能力が足りなくなり、近くに10万坪ぐらいの土地を買って巨大な工場を建てたほどである。しかも、赤ちゃん用の紙オムツは、日本よりもインドネシアのほうが高い値段で売れるというから驚きだ。