東京には「開かずの踏切」(ピーク時の遮断時間が1時間当たり40分以上の踏切)が約270か所もあり、全国の約半数を占めている。あるいは、阪神・淡路大震災のような大地震が起きた時に液状化する地域や道路が狭くて消防車が入れない地域が、下町に山ほどある。それらの問題を改善すれば、東京は今より格段に住みやすくて安全・安心な都市になり、その恩恵を受ける人は非常に多い。しかし、東京は緊急経済対策の対象になったことがないので、そういう問題は全く改善されていない。要するに、政府という医者は、患部でないところばかり緊急手術しているのだ。