中国経済が内需主導の「第2ステージ」に転換したとなれば、外国企業は中国の国内市場に本格的に入っていかねばならない。ところが、そこには、ほとんど誰も手をつけていないのだ。「第1ステージ」で大活躍した台湾企業でさえ、中国の国内市場にくまなく入り込んでいるのは、『康師傅』ブランドでインスタントラーメンのトップシェアを持つ台湾生まれの食品会社「頂新」と、そのライバルで台湾トップの食品会社「統一」ぐらいだろう。

広大な中国の国内市場で商売をするのは並大抵のことではない。たとえば、頂新が中国でカバーしている小売店の数は約16万に達する。日本では店舗数が最も多いコンビニのセブンーイレブンでさえ1万2700強(2010年2月末現在)でしかない。